産院で助産師さんや看護師さんに言われたママ、たくさんいますよね。
実際退院したら、赤ちゃんはよく泣いているしミルクもしょっちゅう欲しがる。3時間もつことのほうが少ない!
産院で言われたことは守らなきゃと思いつつも、家ではうまくいきません。泣いている赤ちゃんとの間で板挟みになり、辛い思いをしているのはママです。
そんないっぱいいっぱいのママのため、ミルクを欲しがって泣く赤ちゃんの対処法を紹介します。
- なんでミルクは3時間開けなきゃいけないの?
- いつまで3時間おきを守るべき?
- 3時間の間隔が開かなかったときの対処法5つ
以上を紹介します!
目次
ミルクは3時間あけなきゃダメ?3時間の理由とは
「ミルクは3時間あけてからあげる」
固定概念に、苦しめられるママは多いのではないでしょうか?
母乳は欲しがるだけあげていいのに、ミルクは3時間あけなければならない。理由がは、ミルクは消化吸収に時間がかかるからです。
母乳は消化が早く、赤ちゃんが欲しがるのも早め、だから時間の制限がない。
また母乳は、吸うことでどんどん次の母乳を作るので、どんどん飲ませてOK。と推奨されています。
ミルクは消化に時間がかかるから3時間待たなければなりません。
母乳が出ず完ミで育児をした私のようなママは、泣いてミルクを欲しがる赤ちゃんに成すすべなく、自分が泣きたい気持ちになりながら3時間という長いときが経つのを待たなければなりません。
赤ちゃんがミルクを頻繁に要求!いつまで3時間おき?
生後1ヵ月~2ヵ月くらいは、まだ授乳の時間が定まっていないのでミルクであっても頻繁です。
新生児は昼夜の区別がまだつかない場合もあるので、夜のほうが活発な赤ちゃんもいるでしょう。
個人差が大きいですが、3時間を意識するのはだいたい3ヵ月くらいまでだと言われています。
生後3ヵ月ほどで赤ちゃんのペースが定まり、1回に飲むミルクの量が増え、自然と時間が空くようになっていきます。
赤ちゃんが元気か、機嫌がいいか、排泄状況、などノートなどに記録してみるとわかりやすいですよ!
混合でミルクを飲ませているけど3時間開けるべき?
混合でミルクをあげている場合、母乳→ミルクの順であげているのではないでしょうか。
最終的にミルクをあげているので、間隔は3時間開けなければならないと思いますよね。
基本は3時間開けることを前提にしておくとよいですが、赤ちゃんがミルクを欲しがって泣くようなら、まずは母乳をあげてみましょう。
母乳には、3時間開けなければならないといった決まりはありません。
混合とはいえ母乳が出ているなら、積極的に利用しましょう!吸ってもらうことで、母乳の出がよくなる可能性があります。
母乳で落ち着くようならそれで終わりにし、もしまだ泣くようならミルクを検討してみてくださいね。
ミルクの間隔が2時間てことはある?
ミルクの間隔が2時間や2時間半でやってくる、私はよくあったのでとても困惑しました。
ときには1時間半でミルクを欲しがることも!
新生児のときは、なぜ泣いているのかわからないので、何をしても泣き止まないときはミルクをあげてしまいがちです。
2時間や1時間半しか開いていないのに、ミルクを欲しがる場合はあります。
前回のミルクが少なければ、足りなかったのかもしれなません。
しかし十分な量を飲んでいたら、本当にミルクをあげていいか悩んでしまいますよね。
解決策として、毎日のミルクの総量を記録することをおすすめします。
「何時に、何ml飲んだか」は記録している人は多いですよね。加えて、1日に飲んだミルクの量も書き加えてみてください。
総量が多すぎなければ、そこまで3時間を気にしすぎる必要はありません。
また3時間以上・ときには4時間開く場合もあるので、総合的に観察してみてくださいね。
赤ちゃんのミルク足りないサインとは?
赤ちゃんがもっとミルクを飲みたいサイン、あれば知っておきたいのではないでしょうか。
我が家の場合をご紹介します。
- 空の哺乳瓶をずっと吸って離さない
- 口をパクパクしている
- 手や指を吸っている
- 何をしても泣き止まない
赤ちゃんによってサインは違いますが、参考にしてみてくださいね。
ミルクのあげすぎや体重が心配な場合どうする?
3時間開かずに泣くから、ついミルクをあげてしまう
体重が増えすぎて、健診で注意されたらどうしよう
ミルクの間隔が3時間開かないであげることが多いと、気になってしまいますよね。
気になるときは、体重や身長をセルフチェックできる施設を積極的に利用しましょう。
- イオンのベビー用品売り場
- アカチャンホンポ
- 西松屋(一部店舗)
- ららぽーとなどのショッピングモール
赤ちゃん用の体重計が設置されている場所を、よく利用させてもらっていました。
体重計を買うこともできますが、使う期間は限られているので、自宅で使うならレンタルがおすすめです。
我が家の子どもたちは、定期的にチェックしていたこともあり、体重で注意されたことは一切なし!
ミルクのあげすぎはよくありませんが、3時間を気にしすぎるのもよくありません。
泣いている原因が確実にミルクなら、3時間を守らずにあげても大丈夫です。
赤ちゃんも人間なので、個人差や、そのときの状況によってミルクの欲しがりかたは違うのではないでしょうか?
いっぱい飲みたいとき、飲んだけどもっと飲みたいとき、全然飲んでないけど欲しがらないとき
大人でもありますよね?ミルクは3時間あける、頭の隅っこには置きつつ、どうしてものときはミルクをあげましょう!
それでも気になる3時間間隔・5つの対処法
神経質になり過ぎなくて大丈夫、とは言っても、なかなかうまく心の整理がつかないこともあると思います。
そんなとき私がしていた対処法を5つご紹介しますね。
根性論・ひたすら抱っこ
泣いている赤ちゃんはとりあえず抱っこですよね。抱っこも1時間2時間を超えると、本当に辛くなります。
腕や腰の痛み、産後間もないママは悪露が悪化することも考えられます。
パパがいるときはパパにお願い、揺れるパウンサーなどで揺らすなど。極力ママが辛くない方法をおすすめします。
抱っこしても泣き止まないことが多いので…
散歩に連れ出す
1ヵ月過ぎからでしたが、ベビーカーで近所をウロウロ散歩しました。
外の空気に当たると気分が違うのか、泣き止んで眠ってくれることが多かったです!
ママのちょっとしたリフレッシュにもいいですよ。
搾乳した母乳があるならあげてみる
母乳拒否をしていた長男でしたが、搾乳した母乳を哺乳瓶であげると飲んでくれました。
「母乳はいくらあげてもいいんだよね?」という気持ちで、搾乳した母乳があるときは積極的に活用!
次男のときにもよく使った手です。
ミルクを飲んだ量を記録して、前回が少なければ飲ませる
時間ばかりを気にせず、前回飲んだミルク量を見て、少なければ3時間待たずにあげていました。
規定量の半分以下しか飲まない。1回に飲む量が少なく、回数が頻繁。
その子のペースがあるので、1日の総ミルク量で計算してみるといいですよ!
白湯を飲ませる
ミルクはあげられないけど、のどが渇いてるのかも?と白湯を飲ませたこともあります。気に入ってはくれませんでしたが、何回かは成功!
たくさん泣くと脱水の心配があるので、白湯を使ってみてください。
ミルクは3時間、は気にし過ぎない!
ミルクは3時間あけなければならないって、わかってはいるけれどうまくはいきません。気にしすぎてママが疲れてしまうことのほうが心配です。
完ミで3人育てた私からのメッセージは
- 気にし過ぎない
- どうしてもなら3時間待たなくてもあげていい!私はあげた!
- 3時間あかないとき実践した5つの対処法紹介
ぜひ活用してみてくださいね!