子育て

完全ミルクの新生児は便秘になりやすい?対処方法を紹介!

赤ちゃんの便秘に悩むママは多いのではないでしょうか?

新生児のときは、特に1日1日の体調の変化が気になりますよね。

特に完ミ・完全ミルクで育てている場合、便秘になりやすいと言われています。

では実際に便秘になったら、どのように対処すればよいのでしょうか?

この記事では、3人の子どもを完ミで育てた筆者・いちの(@1_non_s1)が、

  • 完ミの息子が便秘になった経験
  • 実際使った便秘解消の対処法

以上をお伝えします。

ミルクは母乳より便秘になりやすい?

ミルクと母乳では、便秘になる頻度に違いがあるのでしょうか?

ミルクは便秘になりやすいって本当?

ミルクが母乳より便秘になりやすい理由は、母乳に比べミルクは吸収がゆっくりだからと言われています。

吸収が緩やかだから、授乳間隔も3時間以上開けるのが目安です。

粉ミルクの中には、便秘になりにくいよう作られているものもありますが、赤ちゃんによっては便秘になってしまうこともあります。

筆者は3人の子どもを完ミで育てていますが、便秘になった子・便秘にならなかった子がいるので、それぞれの体質も関係しているのだと思いました。

また母乳育児でも便秘になる赤ちゃんはいるので、便秘はミルクが原因とは言い切れないのではないでしょうか。

ミルクメーカーによって便の様子が変わる?

粉ミルクのメーカーは各種それぞれの特色があるので、赤ちゃんによっては、合う・合わないがあることが考えられます。

例えば、ミルクのメーカーを変えたタイミングで便秘になったなら、原因はミルクかもしれません。

便秘が解消されない場合は、ミルクを変えたり元に戻したりしたほうがいいでしょう。

我が家で飲んでいたミルクは、森永乳業の「はぐくみ」と、和光堂の「はいはい」。

途中でコスト面からミルクを変えましたが、ミルクを変えたことで便秘にはなりませんでした。

ミルクを変えたら便が変わった友達の赤ちゃんがいるので、やはり個人差が大きいのだと思います。

便秘は成長によって変わる?

赤ちゃんは成長とともに、便をためておけるようになります。

それまで毎日排便していたのに、突然出なくなったら、便秘だと思うのは当然ですよね。

3日以内に排便するようなら、気にしすぎなくても大丈夫!

合わせて、排便の様子もチェックしておきましょう。

  • 排便のとき、いきむような感じがある(便がかたい)
  • 以前の便と様子が違う(軟便になったなど)
  • 機嫌が悪く、お腹が張っている

以上の場合は、便秘の可能性があります。

【経験談】新生児の息子がミルクで便秘になった経緯

長男が新生児のとき、3日以上便が出なかったことがあります。

まだ1ヵ月検診前で、完全ミルクだったこともあり、とても心配で病院を受診しようか悩みました。

夜無事に排便しましたが、その後も排便が定まらなかったので、便秘だったと考えています。

1ヵ月検診で相談したところ、経過観察で大丈夫とのことでしたが、やはり3日出ない場合は便秘だと言われました。

いちの
いちの
便秘の原因はミルクですか?
先生
先生
ミルクだと便秘になりやすいけど、ミルクだけのせいとは言い切れないですね。

長男はとても元気で苦しそうにもしていなかったので、不安はありましたが、しっかり様子をみていくことにしました。

ミルクで便秘になったとき新生児にできる対処法

長男は3日以上便が出なかったことが何度もあったので、便秘のときに実際に行った対処法を紹介します。

便の出をチェックする

便秘かどうかを知るためには、排便の回数や日時を記録しておくのが大切です!

筆者は、ミルクの量・おしっこの回数・睡眠時間と一緒に、排便ことも欠かさずノートに記入していました。

排便チェックをすることで、便秘かどうかの判断ができます。

お腹のマッサージをする

排便を促すため、赤ちゃんのお腹をマッサージします。

手のひらで優しく、赤ちゃんのお腹に「ののじ」を書くように撫でてあげる方法です。

マッサージすればすぐ出るわけではありませんが、お腹が柔らかく・温める効果があります。

綿棒浣腸をする

綿棒浣腸は、赤ちゃん用の綿棒にベビーオイルやワセリンをしみ込ませ、赤ちゃんの肛門に差し込む方法です。

入れる目安は、綿棒の先端が隠れるくらいまで。入れすぎないように注意しましょう。

綿棒を入れ、優しくクルクルと回します。刺激で排便を促してくれます。

いちの
いちの
便秘が続き、赤ちゃんが苦しそうにしていた場合、綿棒浣腸をしました。

綿棒の先端に便がつくようなら、便がそこまで来ている証拠だと、産院の先生に教えてもらいましたよ!

小児科に行くのもあり

便秘が続き、マッサージや浣腸でも排便しないようなら、小児科で相談する必要があるかもしれません。

  • お腹が張っている
  • 苦しそう
  • ミルクの飲みが悪い
  • ミルクを吐くようになった
  • 5日以上便が出ていない
  • おならばかりする

以上の場合は、小児科を受診してみましょう。

便秘が続くと、発熱や嘔吐がみられるケースもあるので、赤ちゃんの様子を記録して、受診の際に持参するのがおすすめです。

まとめ・赤ちゃんの排便チェックをしておこう!

赤ちゃんが完ミだと、便秘の心配をしてしまいますよね。

便秘の原因がミルクとは限りませんが、母乳より便秘になる可能性が高いのは確かです。

日頃から、排便を含め赤ちゃんの様子をチェックし記録しておきましょう!

赤ちゃんのペースがあるので、数日排便しなくても、便秘ではないことがあります。記録していると、排便ペースが案外整っているかもしれません。

今回紹介した便秘の対処法は、すべて筆者が実際に行ったものです。

新生児の場合、特に綿棒浣腸は慎重に行ってください。深く入れすぎると危険ですが、浅過ぎると効果が期待できません。

赤ちゃんが健康で元気に成長するために、便秘にも注意してくださいね!