寝かしつけに母乳を使えない完ミ育児。眠い中ミルクを作り、哺乳瓶を洗うのは、本当に辛いですよね。
筆者は母乳育児に失敗し、ほぼミルクで育てました。
母乳をあげながらママも一緒に寝ちゃう
こんな話を聞いて、うらやましくて仕方がなかったです。
実際、完ミの寝かしつけは楽なのか?大変なのか?
兄弟3人を完ミで育てた筆者・いちの(@1_non_s1)が、完ミの寝かしつけを解説します。
さらに、ミルクでの寝かしつけが失敗したとき実際行っていた寝かしつけ方法も3つ紹介しますね。
目次
完ミでの寝かしつけが楽か大変かは赤ちゃん次第
私なりの結論を言いますが、完ミの寝かしつけが楽か大変かは、赤ちゃん次第だということです。
理由は、我が子3人を完ミで寝かしつけた経験で、「楽」「大変」どちらも味わったからです。
完ミの寝かしつけが大変だった長男
夜のミルクを飲んで寝落ちしてくれないと、本当に大変だったのが長男です。ミルクを飲みながら寝てくれなかった場合、寝かしつけ地獄が始まります。
・抱っこでゆらゆらするしか方法がない
・寝かそうとするとめっちゃ泣く
・次のミルクまで抱っこもありえる
・母乳なら寝るまであげられるのに、と自分を責める
首が座ってからは抱っこ紐を使うことで、辛さが軽減しました。
とにかく耐える寝かしつけは、生後半年くらいまで続きました。
生活のリズムが整ってきたからだと思います。
完ミの寝かしつけが楽だった次男と末っ子
長男が大変だったので、次男でも覚悟していた完ミの寝かしつけ。
しかし、長男のときの大変さが嘘のように楽でした。
寝かしつけで苦労した記憶がまったくないんです!
最初は「ミルクで寝落ちしてくたら楽なんだけどな〜」と思っていたのですが、寝てくれないことが多く抱っこでゆらゆら2時間コースが始まりました。
しかし長男が添い寝しないと寝てくれないという緊急事態に!
抱っこで寝かしつけは諦め、私が真ん中で、左右に次男・長男の川の字での寝かしつけを開始しました。
気づけば「添い寝=寝かしつけ」になり、電気を消せばみんな寝るスタイルに。
生後8ヵ月くらいまでは夜のミルクで数回起きましたが、長男のときのように数時間泣き続けることはありませんでした。
次男同様、末っ子三男も苦労はなし!
・長男の完ミ寝かしつけは生後8ヵ月までひたすら大変だった
・次男の寝かしけでの苦労の記憶なし
・末っ子三男の寝かしつけでの苦労の記憶なし
完ミで寝かしつけるデメリット
完ミで寝かしつけをするデメリットは、母乳と違って量に決まりがあり、寝る前に飲み切ってしまう場合があることだと考えます。
下手をすると、次のミルクまで寝ない地獄が始まります。
眠いのに、寝不足なのに、赤ちゃんが寝てくれないから眠れない。なんてことは少なくありません。
新生児のうちは赤ちゃんが寝てくれなければママも眠れないし、ようやく寝たとしても心配で眠りが浅くなるママだっているでしょう。
完ミでの寝かしつけは、ミルクで寝かしつけができないだけで心身ともに大きなストレスになってしまいます。
実践済み!完ミの寝かしつけ方法4選
3人を完ミで寝かしつけた筆者の、完ミ育児寝かしつけ方を3つ紹介します!
ミルクを飲みながら寝てくれたら寝かしつけ終了ですが、寝てくれないことも多々ありますよね。
そんなミルクで寝てくれなかった時の対処法です。
完ミの寝かしつけ方法①部屋を暗くして添い寝
寝る時間になったら、強制的に電気を消して布団をかける!個人的にはこれが1番効き目があったと思っています。
寝る前のミルクも、電気を消した部屋であげていました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、朝夕の区別がわからないとの説があり、昼夜逆転の生活になる過程は多いでしょう。私もそうでした。
特に長男のときは、夕方に昼寝をして夜は遅くまで起きていたので、本当に大変でした。
昼間は長男と2人っきりなので、生活音もほぼなく過ごしていたのです。
パパの帰宅する8時〜9時に、会話やテレビなど賑やかになるので、体内時計が規則正しいとは言えず、完全に失敗したと思っています。
次男・末っ子のときは、昼間に長男と一緒に遊び、夜は静かに寝るサイクルだったので、寝かしつけが楽だったのかもしれません。
赤ちゃんが寝る時間が休む時間になってしまうのはわかりますが、1度昼夜逆転の生活に慣れてしまうと、戻すのにとても苦労します。
最初は大変ですが、赤ちゃんと一緒に規則正しい生活をすることで、後々楽になるはず!
・昼間は適度な生活音と共に明るい部屋で過ごす
・夜は真っ暗な部屋で静かに寝る空気を作る
・赤ちゃんが慣れるまでは時間が必要で、心が折れそうになるかもしれないけど、身につけば楽
完ミの寝かしつけ方法②抱っこでゆらゆら
寝かせるために1番用いられる方法、それが抱っこでゆらゆらではないでしょうか。
新生児の赤ちゃんの抱っこは、なかなか神経を使います。
- 首が座っていない
- 腰が座っていない
つまり、体重が軽くても精神的に気を使うのでめちゃくちゃ疲れます。
軽いといっても3kg以上はあるわけで、3kg以上を数時間単位で持っている経験はそうないですよね。体力的にも疲れます。
抱っこして寝てくれない、泣き続けている場合、一度布団におろしましょう。パパと交代しましょう。
抱っこしていても寝かせていても変わらないなら、ママの疲労が溜まらないほうを選んで大丈夫。
そうは言っても、泣いている赤ちゃんを目の前にして何もしないのは心が痛いと思うかもしれません。
そんなとき私がとった手段は、車でドライブです。
完ミの寝かしつけ方法③ドライブ
車の揺れは最強です。今まで泣いていた子どもも、目が爛々の子どもも、ゆったりとした揺れに眠ってくれることがとっても多い!
泣いてどうしようもないときは、家族全員で近所のドライブをしました。
デメリットとしては、確実に寝てくれる保証がないこと。
車では寝ていたけれど、抱っこした途端・家に着いた途端に起きてしまうことも珍しくありません。
もしものときの保険として、「ドライブもあり」と思っておくのがおすすめです。
完ミの寝かしつけ方法④昼寝編・抱っこ紐やベビーカーで散歩
昼寝の寝かしつけでは、外にお散歩に行く方法もあります。
空気が変わると、それまで泣いていた子どもがスッと大人しくなることが多かったので、おすすめです!
ベビーカーの揺れは心地いのか、よく眠ってくれました。
もし眠らなくてもOK!散歩中に寝なくても、お家に帰って寝るパターンもありました。
まとめ
完ミの寝かしつけ、3人経験した筆者の見解は、「大変・楽は子ども次第!」
必殺の武器である母乳がないのは悔やまれますが、子どもに規則正しい生活を身につけてもらうことで改善可能です。
早い段階から、夜は8時くらいに電気を消して寝る体制を作るのがおすすめ。
どうしても眠ってくれず、抱っこでゆらゆらに疲れたら、夜はドライブ・昼はベビーカーで散歩を試してみてください。
完ミに関わらず、子どもの寝かしつけはとても大変。
乗り越えるために、この記事が参考になったら嬉しいです。