今でこそママ友と呼べる人が何人もいる私ですが、長男が幼稚園に入園するまでママ友がいませんでした。
ママ友と呼べるかどうかは微妙ですが、いたのはお互いママになった昔からの友達。
車や電車で行くような距離の友達でした。
ようやく近所でママ友になれそうな人と1人出会うも、子どもの学年が違う。
幼稚園、ぼっち確定か!?
とっても不安だったので、思い切って役員をすることに決めました。
これか幼稚園生活が始まるけど、知り合いがいないママに向けての記事です。
・役員をすることにした経緯
・役員初心者の感想
・役員のメリット・デメリット
これを読めば、幼稚園役員への扉が開くかも!
目次
ママになって3年、ママ友がいなかったので役員をすることにした経緯
ママ友ができなくて焦っていた私。
児童館に行ったりプレ行ったりしたけど、チラッと話す人がたまにいたくらいで、ママ友まで関係がすすむ人はいませんでした。
話しかけ方がわからなかったんですよね。
正直、今でも正解の話しかけ方はわかりません。
10年来の友達であり、ママとしては先輩であるSちゃんの助言でした。
最初は乗り気ではなかったのですが、Sちゃんと話すうち変化が
- 手っ取り早く知り合いができる
- 初めての幼稚園、初めての役員なら甘く見てもらえる(都合の良い解釈)
なにより幼稚園にママ友どころか知り合いゼロだったので、役員をやることに気持ちが傾いたんです。
本当に知り合いが増えて嬉しかった
役員募集ですぐ挙手!
周りをキョロキョロすることなくすぐ挙手!
周りを見たところで知っている人はいませんでしたから。
希望者が多くジャンケンなどになったらどうしよう、と思いましたがそんなことはなく、無事(?)役員になりました。
知り合いは増え、さらにママ友と呼べる人ができて、希望が叶ったわけです。
定期的に会う人がいれば自然と会話につながり、保護者参加の行事のときも顔を合わせればたわいの無い会話ができるようになりました。
右も左もわからない初役員、年長年中の役員さんの足を引っ張りつつ、なんとか自分ができることをやろうとがんばりました。
嬉しい誤算だったのが、学年を超えた知り合いができたこと。
幼稚園のことを何も知らなかったので、先輩ママからの情報はとても助かりました。
年中・年長になったら、さらに進学予定の小学校の情報まで知ることができてありがたかったです。
長男で役員をやってから4年経ちましたが、今でも繋がりがあり仲良くさせてもらっているので、大変なことも多かったけどあのとき役員をやって本当によかったと思います。
幼稚園で役員をやるメリット
知り合い・ママ友ができた!
知り合いゼロで入園した私が、役員をやったことでいきなり20人ほど知り合いができました。
どんな人なのかわからず最初は探り探りでしたが、話すべきこと(役員の仕事)があるので会話は続きます。
役員の話し合いを重ねることで、相手の人となりもだんだんわかってきました。
人数が多かったので進級とともに疎遠になった人もいましたが、 今でも交流がある人もいます。
園の様子を感じることができる
初めての幼稚園、見学やプレには通っていたけど、普段の保育の様子を肌で感じることができたのはかなりよかったです。
長男は最初、緊張で硬かったり園で私の姿を見ると恋しくて泣いたりと心配でした。
なるべく姿を見せないように眺めると、園庭で走り回ったり先生に甘えたりするところを見ることができ、とても安心しました。
役員が園を行ったり来たりしても、先生は笑顔であいさつしてくれるし、園児も話しかけてきてくれます。
先生と話す機会が増え、ついでに子どもの様子を聞くことができる
幼稚園に行く回数が多いので、先生とも話せる機会が多かったと思います。
特に我が家はバス通園で、役員をしていなかったから幼稚園にはほとんど行きません。
担任の先生と話す機会が少ないですが、幼稚園に行けば軽く話すことも可能。
立ち話程度で、長男の様子をよく聞くことができました。
長男は、年少で担任してくれた先生のことをとても信頼していたようで、しょっちゅう抱っこしてもらっていたようです。
先生の人となりも感じることができたし、直接話すことってとても大切だなと思いました。
幼稚園で役員をやるデメリット
頻繁に幼稚園に行かなければならないのはメリットもあるがデメリットも
当時私は仕事をしていなかったので、多いときは週1幼稚園に行くことにまったく問題はありませんでした。
しかし中には仕事をしながら役員をしている人もおり、仕事を休んで役員会に出席する・仕事のため役員会を休む、などがあり大変そうでした。
イベントの買い出しが大変
幼稚園によって異なるとは思いますが、我が家の通う幼稚園で役員が主催するイベントが下記です。
・夏祭り(模擬店)
・運動会の保護者競技
・おもちつき
それぞれ大変な部分はありますが、特に大変だと感じたのは「夏祭り」と「おもちつき」の買い出しでした。
材料の買い出しを、それぞれが安いと思うスーパーを探したのですが、
「もっと安いところがあるかも」など欲が出るの買い出しが進みませんでした。
保護者から預かっている大切な「保護者会費」を使うので、かなり慎重になります。
いざ買うとなっても、誰が行くかとなると「私やるよ」「私やるよ」となかなかまとまらないことも。
私は当時2歳の次男連れの買い物だったので、仕事をしていないから動きやすいけど重いものを買うのは幼児連れは大変、と買い出しに立候補するのには戸惑いがありました。
役員はどんなことをするのかを詳しく書いたのでこちらもどうぞ
自分の意見があっても、チキンでなかなか言えない
幼稚園・役員ともに初心者の私は疑問ばかりで、有益な意見を言うことはできませんでした。
他の人が意見を交わすのを見て、すべてに感心することしかできず、イエスマンだったと思います。
「こっちのほうがいいのでは?」と思っても、何も知らない私の意見は的外れかもしれない、と考え過ぎてしまい、自分の意見を言うことはほとんどありませんでした。
指示待ち人間になってしまい、役に立てなかったと反省しました。
役員内で対立することも
幼稚園でイベントを経験すると、よかった点と改善した方が良い点が見えてきますよね。
私は良くも悪くも前回を知らずすべてが初めてなので、よい点も改善点もわかりません。
改善するために前例を変えたい人 VS 変えないほうがわかりやすいと考える人
静かなる対立があったのだと、役員終了した翌年に聞きました。
気づかなかったなんて、私はどれだけ鈍感だったのでしょう。
一定数の批判は必ずある
役員がどれだけがんばって準備をしても、想定外のことは起こります。
それに対して不満を感じる人も当然いますよね。
これからの改善点、という意味では反省して飲み込むのですが、中には心無い意見もありました。
批判に落ち込みもしましたが、ある意味結果論だし、批判を役員で共有することで気持ちも軽くなります。
役員をやって人脈が広がった
知り合いがいないから、という理由で始めた役員。
知り合いがいないからこそ、立候補するのはとても勇気がいることです。
すぐに挙手した私も、心臓はばっくばくでした。
でも役員をしたことで知り合いも増え、ママ友と呼べる人もできました。
役員だったからこそ、長男と同じ学年の役員以外の人とも話す機会が増えて、どんどん人脈が広がったんです。
大変なこともあったけど、それすら楽しかったなと思えるいい思い出になりました。
これから入園する予定の幼稚園に知り合いがまったくいない、と不安に思っているママさん
思い切って役員をやるの、おすすめです!