子育て

液体ミルクがついに発売 育児はどう変わる?

遂に、ようやく、日本でも液体ミルクの販売が開始されました。

災害時はもちろん、夜の調乳、お出かけの荷物削減、助かるシーンは多いです。

完全ミルク育児をしていた いちの(@1_non_s1)が、液体ミルクを応援するために書いた記事です。

 

2019年3月11日、液体ミルク発売

災害時に、海外からの支援物資で注目された液体ミルク。日本でもついに発売されました。

私が長男を出産した2011年には想像もできなかった液体ミルク、知らなかっただけで海外にはあったんですよね。

発売に際し、心ない声が聞こえてきて悲しくなりました。

・粉ミルク作るのすら面倒くさいの?
・液体ミルクは手抜き
・そもそも母乳は?

この他にも、もっと傷つく言葉もありました。

しかし液体ミルクの発売で、助かることも増えると思うんです。

いつだって新しいものは批判されてしまうもの。

・紙おむつはもったいない。不快感を感じにくいから、おむつが外れにくい
・ベビーフードあげるなんてかわいそう。離乳食くらい作れないの?

今や紙おむつはほとんどの人が使い、ベビーフードを併用している人もたくさんいます。

液体ミルクも今後浸透して、必要な人が違和感なく使える日がくる、そう思います。

 

完ミ育児で罪悪感一杯だったときの話はこちら

 

液体ミルクが活躍するシーン

1番は災害時

東日本大震災、各地で起こった豪雨、台風被害、災害が多い平成の後半でした。

ミルクどころか、水やお湯の入手にも困難している映像をテレビで見た人も多いでしょう。私もその1人です。

災害や避難生活のストレスで母乳が出なくなったママもいるとのこと。心が痛みました。

 

そんな中液体ミルクがあったら、助かった人は計り知れないでしょう。

 

母乳の出が悪かった私は、ミルクで子ども達を育てました。

もしミルクをあげているときに災害に見舞われたら、と思うと不安で仕方ありません。

 

3人を完ミで育てた話はこちら

 

夜中の授乳を助けてくれる

夜の授乳は眠気との戦いです。粉ミルクを何回哺乳瓶に入れたか、わからなくなってしまうことも珍しくありません。

液体ミルクはもう完成しているので、途中で量を忘れてしまう心配はなし。

泣いて待っている赤ちゃんを待たせることなく、ミルクをあげることができます。

お出かけでの荷物を減らせる

ミルク育児では、母乳に比べ大荷物になります。

・哺乳瓶(場合によっては2つ)
・粉ミルク
・お湯
・湯冷ましの水

私は、お湯を保温性の高い水筒に入れていたので、とても重かったです。

液体ミルクがあれば

・液体ミルク
・哺乳瓶

荷物がグッと減ります。

将来的には哺乳瓶も持ち歩かなくて済む、飲み口付きの液体ミルクの発売も期待されます。

 

完ミのメリットとデメリットの話はこちら

 

コストはかかる。常用ではなく上手に使い分けよう

液体ミルクは粉ミルクに比べて高いです。

液体ミルク 12本(1本125ml)約2,500円
粉ミルク  800g約2,000円

メーカーの差はありますが、粉ミルクは1缶800gで約6,000mlのミルクが作れます。

液体ミルク 1,500ml(12本×125ml)で約2,500円
粉ミルク  6,000mlで約2,000円

ミルクをすべて液体ミルクにすると、費用が上がってしまいます。

 

液体ミルクは常用ではなく、使い分けるのがよいと思います。

・避難バックに入れておく
・夜の調乳
・お出かけ

上手に活用していきましょう。

 

液体ミルクは便利!

液体ミルクに関しては、まだまだネガティブな意見も多数あるようです。

しかし求める人の声が多く、ようやく実現しました。

発売間もないからか、転売なんて文字も見かけます。

今、液体ミルクを必要としている人に、必要な分届くように。

液体ミルクを使うことが当然の世の中が、早く来るように。

そう願っています!